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入院1日目
2008/04/30(Wed)
2007年8月5日(日)

10時に病院に入る。
看護師さんに案内されて病室に入り、荷物を片付けていたら借りたパジャマが届いた。
着替えると、一気に「病人気分」が盛り上がる。<盛り上がらなくてよろしい。

落ち着く暇もなく、K医師から手術の説明があった。
実を言えば私は、初期のガンなのだから取るのは子宮だけだと思っていた。
だがK医師の話では転移の可能性を考えて子宮、卵巣の摘出とリンパの郭清もするそうで、その際のリスクや、術後に起こるであろう症状などについても説明を受けた。
術後も、3日ほど動けないそうだ。
思っていたよりずっと大きな手術になりそうで、少しショック。

部屋に戻ると、落ち込む間もなく看護師さんの聞き取りがあったり、蓄尿についての説明があったり、入院の書類を書いたりでバタバタ。
うっかり忘れてきた物を売店に買いに行ったりしていたら、すぐに昼になってしまった。
後は特に用事もなかったので、付き添ってきた夫はここで帰宅。

入院まで毎日忙しく過ごしていたので、疲れを取る為にのんびりと過ごす事にした。

PCも出来るし病室も新しいし快適なのだが、一つだけ不満を上げるとしたら、暑い事。

私の入った病室は中庭に向いていて、窓を開けても全く風が通らない。
入院前にホームセンターでクリップ式の小さな扇風機を見つけて、一瞬買おうかと思ったのだが「そこまで用意して行くことも無いか」と通り過ぎた。
今となってはあの時買っておけば良かったと悔やまれる。(;´д`)ゞ アチィー!!

とにかく暑くて、夜中に何度も目が覚めてしまった。
その上ベッドが廊下側で、アイマスクが早速活躍。
でもアイマスクすると暑い。
取ると明るくて眠れない。

どーせーっちゅうんじゃ。ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
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がんばれウロガード5150
2008/04/30(Wed)
2007年8月5日

今晩の9時から明朝9時まで、尿を溜めるように言われた。
胆石の時にもお世話になった(w)「ウロガード5150」。

自分の名前の横についている番号を押すと蓋が開いて、そこに尿を入れると蓋が閉まって量と比重をを測定&記録してくれると言うスグレモノ。

が、遅い。

番号のスイッチを押して蓋が開くまでが遅い。蓋が閉まって尿量を測定するのも遅い。
こんなに遅いものだったっけ??

じーっと見ててもなかなか進まないので手を洗いに行って、戻って来てもまだ測定中だった。
最初の内は数値を確認してから戻っていたのだが、あまりの遅さに三回目からは入れるだけで結果はスルー。
外科のウロガード5150はこんなに遅くなかったと思うので、婦人科の機械が外れなのかもしれない。(´・ω・`)
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入院2日目
2008/04/30(Wed)
2007年8月6日

昨夜はほとんど眠れなかったのに、今朝は6時に起こされて血圧測定と検温。
その後洗顔して朝食を食べてからボーッとしていたら、肺活量を調べてくるように言われた。

で、検査に行ったのだが、そこの検査技師さんが何と言うかちょっとすごかった。

「はい、すってすってすってすーってェェェェェェ~~~~~~~~もっともっともーっとォォォォォォ~~~~~~~~」

「今度は吐いてェェェェ~~~~~~~~吐いて吐いて吐いてェーーェェェェェェェェ~~~~~~~~」

なんか変な節がついてる上に、いちいち片手の手のひらを上向きにしたり下向きにしたりしてまるで応援団。

なるべく見ないようにしていたのだが、こらえきれなくて
;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!!
って吹き出したら、鼻を押さえていた器具を吹き飛ばしてしまった。
当然記録は取れず、やり直しに。(;^_^A
二回目は最初のよりきつめのクリップで鼻を挟まれた。(おしおきか?)

検査の後は診察を受け、部屋に戻ってからは明日使うタオルを準備したりシャワーしたり、また呼び出されて剃毛したりおへその掃除をしたりと結構忙しかった。
午前中はあちこちかけずり回ったが、午後からは予定は何もなし。
明日の手術に備えて患者は体力温存…するのが正しいのだろうが、つい暇なので2ちゃんで入院板とかロムって遊んでしまった。←悪い患者の例

夕飯は、「最後の晩餐」。
これで普通食とは暫くのお別れなので、じっくりと噛み締めて食べた。

8時。
アニメ声の看護師さんに「かんちょーでぇーす(はぁと)」と呼ばれて連れて行かれたのは何故か陣痛室。
……まあこれも「産みの苦しみ」ではあるかと妙な納得をしてしまった。(;^_^A
そして例によって「これ何のプレイ?」と思わず聞いてしまいそうになるような量の浣腸を入れられ、もうこうなったら“矢でも鉄砲でも持って来い”な気分。
こうして一つ一つ羞恥心の砦を壊され、悟りの境地に達した時、はじめて手術を受ける心の準備は完成するのであった。<嘘なので間に受けない様に

今日の9時以降は絶食で、以降朝10時まで飲んで良い水分は300cc。
で、その後は絶水。
手術は午後3時過ぎの予定なので、その間部屋で待っているのだが、30度近くある気温の中水無しで過ごすと言うのは……キツい。かなりキツい。……想像すればするほど鬱になってくる。
ああ、人間にも頬袋があって飲みだめが出来たら良いのに…。(-_-;)
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入院3日目(手術当日)
2008/05/01(Thu)
2007年8月7日

まだねぼけ眼の午前7時、起きぬけの浣腸。(;´Д`)
昨日より量は少ないので、今朝は陣痛室ではなくベッドに寝たまま処置された。
朝食は無し。

8時過ぎ、診察が始まる前にK医師が病室に顔を出し、にこやかにおっしゃった。
「Ybirdさん、暗くなったらやろうね~~♪」

……花火か?(-_-;)

今日の10時まで飲んでいいと言われている水分は、シャワーの後に飲む為に昨夜は我慢した。
水分を取って良いタイムリミットも考えて9時過ぎにシャワールームに行ったのだが、既に使用中。
朝は産科の妊産婦さんで混むので仕方がないと思い、「順番ノート」に名前を書いておいた。
部屋番号と名前を書いておくと、使い終わった人が次の人に声を掛けるシステムになっているのだ。

私は2人目だしシャワーブースは2つあるので30~40分ほどで済むだろうと思って待っていたのだが、待てど暮らせど呼びに来ない。
10時を大幅に過ぎてしまったので様子を見に行くと、とっくに使い終わって空室になっていた。
自分の前に名前を書いている人の部屋番を見ると、産科。

しっかりしろよ妊産婦!!(゚Д゚#)ゴルァ!!

シャワーを済ませて部屋に戻ると11時過ぎていたが、この際1時間ぐらいずれたって構うものかとお茶を飲んでしまった。
手術は夕方だし、この暑さの中次はいつ水分を取れるかわからないから。(;^_^A

そうこうしている内に枕元に酸素マスクのボンベがセッティングされたりして、身辺は手術に向けて着々と整えられていく。
物珍しくて眺めていると、看護師さんが術衣を持って来て着替えるように言われた。
手術用のパジャマはズボンが無くて上衣だけ。丈がふくらはぎまである。
ついでに点滴もされて、さぁ盛り上がって参りました!という雰囲気。(爆)

本当は医療用ストッキング(静脈瘤予防と術後に脚の血液の循環を悪くしない為の物)も着けなきゃならないんだけど、暑いので後回しにした。
医療用ストッキングを初めて着けたのは胆石の手術の時だったが、暑くてうっとおしくて、1日も早く脱ぎたかったのを覚えている。自立歩行してトイレに行ける様にならないと脱がせてもらえないので、傷の痛みを我慢して立ち上がったっけ…。
あの時は真冬だった。
そして今は真夏。
術後は3日位寝たきりなので、その間ずっとストッキングをはいてなきゃならない。…ああ考えただけで鬱。(´;ω;`)

今日の手術、私は三番目。
時間は決まっていなくて、二番目の人が終わり次第手術場に行く事になっているので、多分開始は夕方5~6時になるだろうと言われていた。
半日ただひたすら呼ばれるのを待つだけなので、ぼーっとしていると↑のような後ろ向きな事も考えてしまう。

昼過ぎ。
夫が来たが、少し話をしてから「床屋に予約を入れてあるからちょっと行って来る」と言い残して出て行ってしまった。
……暢気だなオイ。(-∀-#)
……て言うか手術が早くなったらどーするんだよ。

夫は一時間ほどで戻って来たのだが、いない間にK医師がやって来て「今一人目が終わった所だから、予定通りかな?」
この時点で2時近くだったので、本来なら2時過ぎまでにはストッキングをつけてなきゃ駄目だったのだが、「まだ時間があるし大丈夫~~♪」とダラダラしていた。
そしたら3時過ぎ。

「Ybirdさん、呼ばれました。行きますよー。」

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

「え、なんでなんで?まだ3時じゃん!」とパニクりつつ、大慌てでストッキングを着け、ベッドに横になったまま同室のみなさんの「がんばってねー」の声に送られて病室を出た。
途中、顔見知りになった患者さんが手を振ってくれて、こちらも振り返したりしてちょっとロイヤルな気分。<オイ

夫とはエレベーターの前で別れて、手術室へ向かった。
手術棟の廊下にあった時計をちらりと見ると、ちょうど3時半になるところ。
手術は3時間ほどの予定なので、夕方には病室に戻れるだろうかなどと考える。

それにしてもこの手術棟……涼しい!!
クーラーがよくきいていて、病室と比べたら天国。
病棟も廊下はクーラーがあるのだが、一日中廊下にいる訳にもいかないし。(ずっと廊下でダベっている強者もいるけど…)

とにかく「あー涼しいなー、天国だぁーvv」と思っていたらベッドは3番の手術室の前で止まった。
婦人科の看護師さんから手術場の看護師さんに引継ぎがあって、手術室へ。
胆石の手術の時はミュージカルナンバーのオルゴールが流れていたが、今回はポップス。K医師の趣味だろうか?

手術台の上によっこらしょと上がって、体の上にシーツを掛けた後病衣が取られる。
いつも思うのだが、この時の看護師さんの手際は本当にマジシャンのようだ。

頭にカバーが被せられる。
指先に心電図のクリップがつけられる。
酸素マスクを乗せられ、「眠くなるガスが出ますよー」と言われたのだが……
……眠くならない。

どうしよう、酒飲みは麻酔のききが悪いと言うけど、麻酔が効かなかったら手術は中止なんだろうか。
それにしても側にある機械、リズムを刻んでるけどこれって「南無妙法蓮華経」のリズムに似てる。
うわ不吉。

……などと考えている内に。



……落ちた。






意識が戻った時、まだ同じ手術場の中だった。
「わかりますか?」
「わかったら深呼吸して下さい。」
看護師さんに言われる通りにゆっくりと呼吸をすると、
「それじゃ部屋に戻りましょう。」

帰りしな、入ってきた時に見た時計を確認すると、8時45分だった。
まだ半覚醒の頭で(…うわ、5時間もかかったの?)などと考える。

部屋に戻ると、夫と子供たちと母が来ていた。
二言三言言葉を交わしたが、既に消灯時間なので家族は帰宅。
私もどうしようもなく眠かったので少し眠る事にしたのだが、手術の後の夜は長い事は経験上知っていた。

そして事実、それからが長い夜の始まりだった。

(…と、小説風につづく。(笑))
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入院3日目(手術当日)・補足
2008/05/01(Thu)
2007年8月7日その2

手術中の私は知らなかった事だが。


母は手術の前、「子供達の世話があるから(手術の間は)家にいる。次の日になったら話が出来るだろうから、その時会いに行く」と言っていた。
母なりの、「あまり出しゃばらない様に」という気配りもあったようだ。
それなのに手術を終えて部屋に帰って来たら居たので「?」と思っていたのだが、後から理由がわかった。

3時半に夫から「今手術場に入った」と電話が来てから3時間、母は「今終わった」という電話を待っていたのだそうだ。
しかし待てど暮らせど電話は来ない。
携帯に掛けてもメールをしても電源を切っていた為繋がらなくて、やきもきしながら待ちながらも不安は募るばかり。
手術中に何かあったのではないかと思えば心配でいてもたってもいられなくて、長女の「おばあちゃん、病院に行ってみよう」の一言でタクシーを飛ばして来たのだそうだ。
後から「手術が長引いているなら電話の一本ぐらい寄越せばいいのに」「家で心配して待っている者の気持ちも考えないで」「お前の旦那は気がきかない」等々とさんざん愚痴られてしまった。

……本人に言ってよ。(´・ω・`)

母が来ていたので手術後のK医師からの説明は夫と母が2人で聞いたのだが、これは私にとってはラッキーだった。
夫に「先生はどんな事言ってた?」と聞いても「思ってたよりいい状態だったって言ってたよ」だけで、詳しい事は全く要領を得なかったので。

…ちゃんと聞いてなかったのかホッとして気が緩んでたのかどっちだ!(`ω´*)

後から同室の奥さん達と話してわかったのだが、「説明」の段になるとどこの御主人も同じようなものらしい。
妻が病気になると、動転してしまうのだろうか。
いずれにしろ……役立たず。(小声)

そんな訳で詳しい事は母から聞いた。

ガンの病巣は思ったより大きくなく、K医師自身も納得のいく手術の出来だったそうだ。
切り取った子宮には、ちゃんと二ヶ所帝王切開の跡があったらしい。
意識の無いまま切り取られた私の体の一部。
せめて最後に「ご苦労様でした」とねぎらいの言葉をかけてあげたかった…。


さて。
とりあえず取らなくてはならない物は全て取った。
後は湿潤の具合でステージ(病期)が決まり、抗癌剤治療などの治療はそれからになる。
どんな結果が出てもありのまま受け入れようと思うが、とりあえずは手術がうまく行った事に感謝。(,,゚Д゚)†
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